漫才劇場研究室

毎週水曜12:00~お笑いファンが主に漫才劇場(マンゲキ)や前身の5upよしもと・baseよしもとの芸人、その出演番組について語ります。

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漫才劇場から11組が卒業の件【さや香、ビスケットブラザーズ、滝音、kento fukaya、今井らいぱち、生ファラオ、ソマオ・ミートボール、鉄人小町、ヘンダーソン、田津原理音、九条ジョー】

レッドルーム(@Red_Room_A)です。

 

 

今年も多数が東京へ

2024年3月末をもって、さや香ビスケットブラザーズ滝音、kento fukaya、今井らいぱち、生ファラオ、ソマオ・ミートボール、鉄人小町、ヘンダーソン、田津原理音、九条ジョーの11組がよしもと漫才劇場を卒業し、東京へ進出する。

 

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昨年より、1組が増加し、ピン芸人が特に増えた。

 

ロングコートダディを除いた前回の進出組が無限大で1軍として活躍しており、そのうち、唯一の2軍スタートだったシカゴ実業も直後の入れ替え戦で昇格してることなどから、進出後の受け皿が明確になった点が大きいと思う。

 

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ちょっと前までは東京進出と言えば、受け皿などなく、決死の覚悟が求められた。

 

例:天竺鼠クロスバー直撃など

 

しかし、若手の劇場が高齢化した結果、卒業後も東京の劇場に所属するという選択肢が生まれた。

 

東京行きのハードルが低くなり、大阪側の劇場で新陳代謝が起きやすくなったように思われる。

 

わざわざ、芸歴のラインを変えてまで、極メンバーを増やしたのはこういうこともあるからなのかもしれない(どうせ、増えても抜ける)。

 

一方で、前回組と様子見をしていたであろう今回組で、卒業ラッシュは一旦、終わりになるかもしれない。

 

卒業こそあれど、毎年、数組程度に収まるのではないかと予想する。

 

特別な理由がなければ、今年、行ってしまうはずやし。

 

が、他も行きそうなんよなぁ。

 

大阪残留を強く示していたビスブラも行ってるし。

 

ただ、調子ええ組が全部東京に行って、大阪がスッカラカンになることはないと思われる。

 

また、たくさん抜けているため、芸歴による劇場側からの卒業もしばらくはないだろう。

 

大阪は枠が少な過ぎる

さや香ですら、「せやねん!」、「newsおかえり」、「違和感ヤバない!?」しかレギュラーを持てていないほど、大阪の番組枠は少ない。

 

ゴールデン帯は東京キー局中心で、芸人は増える一方である。

 

大阪の売れっ子若手芸人と言えば、7本くらいのレギュラーを抱えていたものである。

 

例:ジャルジャルモンスターエンジン、スマイル、銀シャリかまいたち、アキナ

 

いいように言えば、少ないパイを分け合うことで、少しずつ出れているのだが。

 

それに、昔よりは明らかに若手も食えるようになってきてるし。

 

かと言って、東京も比較的多いに過ぎない。

 

配信などを含めても、現状に無理があるような気がする。

 

おもしろくて、人気のある芸人が増え過ぎて、レギュラー番組たくさんの売れっ子は東京でのかまいたちが最後になるのかもしれない。