レッドルーム(@Red_Room_A)です。
ガリゲルの存在
漫才劇場の一コンビに過ぎなかったが、2017年のマヂカルラブリーが事件を起こしたM-1決勝進出以降、仕事が激増。
番組では毎年、オーディションで選ばれた売れていない芸人が1年間、ラグビー強豪校に密着するドキュメンタリー企画「ラグビー人生ノート」が数回に渡って放送される。
2017年、その企画に選ばれたのがさや香だった。
ちなみに、2016年はこずまとり(オオイチョウに改名後解散)、2018年はロックンロールブラザーズ(現・20世紀)。
漫才劇場の出番こそあり、芸人仲間にはそこそこ評価されているものの、世間では「誰や?」状態でもちろんテレビの仕事はほとんどゼロだが、新しい波24やAI-TVにはちょこっと出ていた。
放送当初の印象は新山がジャルジャルの後藤に似ていることを頻繁にアピールしていたということ。
取材で何度も取り上げられたのはコミュニケーションの大切さ。
当時のさや香はネタ合わせ以外ではほとんど会話がなかったらしい。
この学びを経て、これまで3回戦止まりだったが、2014年結成ながらも芸歴3年という異常な早さでM-1グランプリの決勝へ進出した。
その後は分かりやすいくらいに賞レースで優勝や決勝の常連組となった。
翌年には祗園と毎日放送「せやねん!」のレギュラーにも選ばれた。
ガリゲルでは凱旋企画も流れたが、番組自体は読売テレビの深夜バラエティ撤退が決定し、「マヨなか笑人」とともに2019年9月に終了した。
大阪第七世代という括り
芸人多すぎるし番組少なすぎ。
半分以上は無名でほとんど仕事がないにしても、漫才劇場に所属する芸人は100組。
ゴールデンタイムや朝はほとんどが東京の番組であり、関西のテレビ局が制作する番組数は地方と比べるとマシとはいえ、限られている。
私がお笑いにハマった頃、漫才劇場の前の前であるbaseよしもとの1軍は15組、2軍は10組であった。
ピラミッド制度が廃止され、所属する芸人すべてが脚光を浴びやすくなったが、劇場に所属しても、売れても取り分が少ない。
しかも、第7世代効果でお笑い番組が多くなっている現在ですらこの状況。
ブームは発生と終焉を繰り返すから、より辛い時代が到来することが予想される。
baseの頃は、1軍に所属しておけば月4万円程、学園祭シーズンなら倍は最低貰えていたが・・・。
吉本は原石をいっぱい抱えられて得だろうけどね。
でも、baseの頃も食えてたのは結局10組くらいだったような・・・。
やっぱり、今の方がみんな食えてるわ。
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