漫才劇場研究室

毎週水曜12:00~お笑いファンが主に漫才劇場(マンゲキ)や前身の5upよしもと・baseよしもとの芸人、その出演番組について語ります。

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漫才劇場史2022【ビスケットブラザーズ、天才ピアニスト】

レッドルーム(@Red_Room_A)です。

 

 

大躍進と卒業

キングオブコントビスケットブラザーズが、THE Wで天才ピアニストが優勝し、漫才劇場バブルと言える現象が起こっている。

 

そして、2014年12月の設立以来、初となる芸歴制限による集団的な卒業が行われた。

 

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M-1の3回戦で

裏拳を決めたセルライトスパ

ネタが飛んだ空前メテオ

知名度を上げて大躍進となった…ハズ。

 

バツウケテイナーでは久しぶりに所属芸人とのバトル企画が復活。

 

オールザッツ漫才が夏のゴールデンタイムにも放送され、ロングコートダディが優勝。新星ソマオ・ミートボールが準優勝し、シカゴ実業・中川ひちゃゆきが「ほそやしきたかじん」で審査員賞を受賞した(これにより、年末のオールザッツでネタを披露することになるも、「お前のようなババアがいるか」で一回戦落ち)。

 

グランドバトル&翔チャレンジバトル

6月に苺ちゃん、鬼としみちゃむがメンバー入り。

 

苺ちゃんはユニットで度々1回戦の上位3組に食い込み、鬼しみは準々決勝進出(ネタを見た限りは準決行けるかと思ってた)するなど、年末のM-1グランプリで活躍。

 

10月は牛ペペが加入。

 

今年は黒帯ファミリーの躍進がすごい。

 

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翔チャレンジバトルは動きがあり過ぎて書ききれないが、ウナスが昇格と降格を繰り返したり、生ファラオ、戦士、放課後ボーイズといった37期組が降格(前の二組は戻ってきた)を経験したりしている。

 

また、NSC時代にM-1準々決勝に進出していた軍艦が、養成所時代を含まない芸歴1年目でメンバー入り。今年も準々決勝進出となった。

 

あと、ミキbaseのテレビ初登場グランプリで見たぐろうが上がってきたのは嬉しい。

 

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ラビットラ・キングブルブリン事件

いいねの数が600を超えれば生写真が販売されるフレンドリーLIVEにて、事件は起こった。

 

この600という数字は、余裕で超えることができるであろう形だけの数字であったのだが、放送中に危ういのではないかという疑惑が。

 

もう2組とも番組後半はその話しかしていない。

 

放送の最後の最後で600に達し、見事、発売される運びになった。

 

ちなみに、ラビットラはこれに出るのが初めてだったらしい。

 

解散

きんめ鯛、五臓六腑、ジソンシン、鱒之介、ねこ屋敷、かいじゅうの王様、おたまじゃくし、ニゲルペ、七面綺蘭など。

 

きんめ鯛は1月に解散し、真輝志は2か月後に入れ替え戦の翔チャレンジバトルで1位となり、劇場メンバー復帰。

 

ジソンシンの酒井は、元・きみどりの古田と若葉のころを結成し、グランドバトルにも顔を出している。

 

衝撃的だったのは鱒之介の解散。解散自体はよくあることだが、全員が芸人を引退した。2020年の時点で、西村が離婚しており、養育費の問題もあり、生活が苦しいことを黒帯会議で明らかにしていた。

 

ねこ屋敷の山崎は、解散後、「アキナのギャルしか勝たん!」に出演したり、バンド「ジュースごくごく倶楽部」に参加したりしていた。これに所属するニッポンの社長・辻とシカゴ実業・山本プロ野球は、ピン時代の芸名である「辻クラシック」、「ポイズン反町」として活動している。また、山崎は同時期に解散した元・かいじゅうの王様の渡辺と「ムームー大陸」を結成。

 

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おたまじゃくしの解散後、中西はコンビ名を冠したままピンで活動しているが、ギャルしか勝たんにて、ニゲルペを解散した清友とコンビを組みたいと話しており、実際に呼び出して誘うところまではいったものの、実現せず。

 

また、2021年にキャタピラーズを解散し、ミルクボーイの伝説少年で密着していたしげみうどんは、ガオ~ちゃんとユニットでのM-1を経て、正式結成し、劇場メンバー入りを目指している。

 

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