レッドルーム(@Red_Room_A)です。
日雇い労働
本当にお金に困ったときの最終手段として、日雇い労働をしようと思ってます。
というのは
日雇いはやるもんやない。
大学1回生の時に、社会勉強を兼ねて1回だけ行ったんですけど、もう2度とやらん思いました。
そのおかげで、就活のことをかなり早いうちから考えて準備するようになりましたよ。
会社はすぐ辞めたんですけど。
食品工場
ということで、今回は僕が経験した日雇いバイトの話をしようと思います。
派遣会社に登録して、その当日に紹介してもらった仕事で、晩にスタートして8時間朝まで働いて、定額の交通費を含めると日給1万円くらいやったかなと思います。
集合が、京都府宇治市の近鉄大久保駅。ここからタクシーに乗り合わせて食品工場に向かいます。
着替えたら、さっそくスタート。
覚えてるのは、たこ焼きをつくったことですね。
ベルトコンベアに舟皿を流して、その上にたこ焼きを載せるんですよ。森さんていうおじさんが教えてくれました。
このたこ焼きが冷たい冷たい。
ほんで
ベルトコンベアが異常に早い。
たこ焼きを置くのを3人くらいでやるんですよ。
もう置こうとしたら
次の人のスペースまで舟が進んでる。
途中で舟を置く係に変わったんですけど、これが一番しんどい。
ちょっと気抜いたら、間隔がだいぶ空く。
たこ焼きは複数で手分けしてやるけど、舟は1人やからな。
しんどい思てる瞬間も
ベルトコンベアは動いとる。
その後は、ベルトコンベアから真っすぐ流れてくる商品が、途中で機械の中に入って出てくるはずなんですけど、何故かその機械を使ってなくて、機械に入る直前で台車に載せて、機械の出口のところまで持っていってもう一度流すっていうことをやっていました。
機械を使わん理由を説明しろ。
これらを繰り返して、何種類かの商品をつくりつつ、おっきい鍋を洗うみたいなこともしてました。
微妙に低い洗い場で鍋をゴシゴシし続けるのは腰に来ますよ。
途中で休憩もあり、後半も同じようなことをした後、掃除。
これが一番楽。普通に掃除すればええねんから。
これ以外は異常。
掃除が終わったら、着替えて、タクシーに乗って、おっさんのバイアグラがどうこうっていう全くおもんない話聞きながら駅に戻って解散。
日雇いで一番あかんのは
全然時間が過ぎひん。浦島太郎の逆。
もう1時間くらい経ったかなと思って時計見たら、まだ5分やねん。中盤くらいになってくると、1分しか進んでへん。
誰か時計操作してるやろ。
後日談
帰ってきて、ツレに日雇いっていう世界はえらいところやっていう話をするわけですよ。
その会社名を叫びながら、舟にたこ焼きを置く動作を超高速でやるギャグとかもできてたりして、ホンマにそんなキツイんかっていうことで、調査隊の第二弾が派遣されるわけです。
そんときは、冷たいお菓子を何時間もひっくり返し続けるっていう、わけのわからんことを何時間もやったそうです。
彼は、帰ってきてから、前述のギャグをほとんどしないようなりました。
やっぱり
えらいところや。
他にも別の派遣会社ですが、京都マラソンで使うテント設営っていうのがあって、求人では安全靴支給ってなってたらしいんですけど、当日、それが嘘だと発覚したり、給料の振り込みが異常に遅かったりもしたそうです。
グレーやな。
最後に、今回の内容についての印象的なエピソードで終わろうと思うんですけど、大学卒業を間近に控えたある日、定食屋でツレと飯食うてたら、1つ横のテーブルの大学生たちが、例の会社名を叫んでたんですよね。
新手のドッペルゲンガーか?