レッドルーム(@Red_Room_A)です。
8年ぶりの卒業
2022年7月末をもって、コンビ結成16年目以上あるいはピンとなって16年以上のコンビが卒業する。
卒業するのは、青空、ヘッドライト、span!、Dr.ハインリッヒ、タナからイケダ、ミルクボーイ、ラフ次元、中山女子短期大学の8組。
すべて、baseや5upを卒業して、出戻りしたメンバー。
芸歴ではなく、コンビやピンとなってから16年のため、ガチャガチャやジュリエッタ、アーネスト、祗園は残留する。黒帯大喜び。
つまり、8月から
最年長はガチャガチャとなる。
これまで東京進出等で個々のメンバーによる自発的な卒業はあったものの、芸歴で線引きした卒業は5upよしもと時代の2014年から8年ぶりとなる。
当時はNSC28期以上を基準としたが、芸歴基準で考えると同等。
今回、この8組が卒業することとなったが、来年以降も16年目以上が引き続き卒業となるかは不明。
5up時代は毎年卒業させた結果、客が入らなくなった黒歴史があるため、その可能性は低く、随時検討していくことと考えられる一方で、100組程度所属するメンバーのうち、芸歴10年目以上の極メンバーが卒業組を含めると61組、それ以下の翔メンバーが41組とアンバランスであり、さらに、極には先日昇格した鬼としみちゃむ、苺ちゃんが加わる。
極への昇格ペースによっては、毎年卒業あるのでは?
卒業はクビか?
多数のレギュラーを抱えるミルクボーイやちょこちょこテレビで見かけるラフ次元、関東も含め多数のライブに出演するDr.ハインリッヒ、ココラボRやどこいこ等の出演や個々の活動のあるspan!に比べると、どうしても残りの4組がクビのように見える。
5upのときも、卒業した多数のコンビが東京進出や解散等に至った。
過ぎるTVで月収が25000円(10000円くらいだった時期もある)であると暴露していたタナからイケダや、ここ数年、テレビで見かけた記憶のない3組の今後が注目される。
吉本としては、将来を担う若手の育成に力を入れるのは当然のことだが、伸び悩む中堅の育成に関しては昔から問題となっている。
特に、年々、中堅・若手芸人の平均年齢は高くなっているように思える。
年齢を理由に引退する例は昔に比べて少なくなった。
代表例として、今年、ジソンシンを解散して元・きみどりの古田と若葉のころを結成した酒井孝太は39歳だ。
本人曰く、54まで漫才劇場に残れる。
※今回のような卒業を基準とした場合。
M-1が結成10年から15年になったことや、そもそもの時代の変化(下積みに世の中が肝要になっていることなど)から、今後も増加の一途を辿っていくと思われる。
そもそも、NSCに入って来る年齢が18が普通で、22だと遅いという感覚が既に過去のもので、20代後半で入って来る者もたくさんいるらしい。
一生、夢を追うという選択肢が受け入れられるいい時代になったものだ。