漫才劇場研究室

毎週水曜12:00~お笑いファンが主に漫才劇場(マンゲキ)や前身の5upよしもと・baseよしもとの芸人、その出演番組について語ります。

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ピカルの定理とかいう番組Ⅰ【ピース・モンスターエンジン・平成ノブシコブシ・ハライチ・千鳥】

レッドルーム(@Red_Room_A)です。

 

 

フジ算

2010年10月~2013年3月まで放送されたフジテレビ「ピカルの定理」とその歴史、終了理由について考えていきたい。

 

今回は前身番組と23時台まで。

 

前身は2010年の4月から半年間、月~水曜深夜に放送された「フジ算」で、若手芸人とスタッフがタッグを組んでVを撮るというもの。

 

後にM-1王者となる銀シャリふくらむスクラムの終了から再起を図ろうとしていた今や売れっ子のかまいたちなども出ていた。

 

red-room-a.hatenablog.com

 

このフジ算から選ばれたピース、モンスターエンジン平成ノブシコブシ、ハライチ、おかもとまり平野綾大島麻衣を加えた10名でコント番組「ピカルの定理」がスタートする。

 

0時台

初回からレギュラーは固定化されていないと不穏なことを聞かされ、後にメンバーに牙を向くことになる。

 

番組開始から1か月後の取材では、ピースとモンスターエンジンが特に人気のあるメンバーとして出ていた。

 

ただ、この頃に関して言えば、そこまでメンバー間に番組内での露出の差はなかった。

 

視聴率は3%くらいで普通の深夜番組といったところだったが、番組イベントでアホほど人を集めたので2011年の4月から土曜23時代に昇格が決まった。

ほとんど平野のファンだったが。

 

0時台はサンテレビの遅れネットで見ていたのだが、23時台は関西テレビでも同時ネットでの放送が決まったため、打ち切られてしまった。

 

0時代の最終回で、初回のレギュラーの話が降りかかる。

3人は充電中としてしばらく降板してもらいます。

 

結果、大林、平野、おかもとが充電期間に入る。

スタッフ「平野はすぐ戻って来るかもね」

 

戻ってこなかったが。

 

23時台

ピカルの全盛期。渡辺直美夏菜が加入。

 

視聴者から早速、何故、モンスターエンジンは西森しか出ていないんだといった声が上がる。

 

モンスターエンジン 解散」とサジェストが出るくらい。

 

このようなことも関係したのか大林だけが5月下旬に復帰し

充電という言葉は一切出てこなくなった。

 

番組内容はというと、引き続きコント番組なのだが

綾部と吉村しか出ていない。

 

ゲストのマツコ・デラックスにすらそれを指摘されている。

 

ちなみに、マツコのお気に入りは西森。

マツコ「あなたいいわよ」

 

秋にモンスターエンジンキングオブコントの決勝3位になると突然、使いだした。

 

西森はともかく、大林は復帰後、ほとんど出ていなかった。

 

23時以降のピカルには、明らかに番組内での露出でメンバー格差が存在した。22時台にはさらに顕著になる。

 

番組は視聴率12%を記録し、毎週9%以上を叩き出したため、水曜22時台への昇格が決まり、大島麻衣夏菜が卒業。

 

卒業を発表した回で西森が見せたステップがツボ。

大林「なんでお前が真ん中やねん」

 

22時台のダンスコントでは、ステップを踏むためだけに吉村をはじき出して西森が登板。

 

続きは来月。

 

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