漫才劇場研究室

毎週水曜12:00~主に漫才劇場(マンゲキ)や前身の5upよしもと・baseよしもとの芸人、その出演番組について語ります。

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ピカルの定理とかいう番組Ⅱ【ピース・モンスターエンジン・平成ノブシコブシ・ハライチ・千鳥】

レッドルーム(@Red_Room_A)です。

 

 

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22時代

千鳥、西内まりや加賀美セイラが加入。

 

昇格して10%を上回ったのは最初の数回だけという暗黒期。

 

この頃からメンバーのスケジュールの都合か、コントよりも企画ものが増えだす。

しかも、長い。

 

そして、23時代の最初に戻ったかのように

いつ見ても出ているのは綾部、吉村、直美ばかり。

 

オープニング映像は、芸人のみで言えば、ピース、モンスターエンジン平成ノブシコブシ、ハライチの順番であったが、今回から、ピース、平成ノブシコブシモンスターエンジン・千鳥、ハライチの順番に。

 

番組内容は単調でつまらなくなってしまった。

 

はねるのトびらの場合、人気企画の中から毎週いくつかを放送することで、同じものばかりが放送されることで飽きるという状態を回避し、高い視聴率を維持していたが、ピカルの場合はコントを除けばそれに匹敵するものがカメレオンくらいしかなかったのである。

 

もちろん、単発企画でも面白いものはいくつかあった。

 

番組が今後も枠に掴まっていられるようにと、時計の針のように1回転する棒にしがみ付いて一周する企画など。

 

大林は短足過ぎて足が離れていた。

 

22時台での放送が1年経とうとした頃、視聴率が全然取れていないにも関わらず、番組の昇格が決定する。

 

そういえば、0時台初回のオープニングでは「いつかゴールデンでピカってやる」というテロップが出ていた。

 

20時台

はねるのトびらが放送されていた水曜20時へ昇格。

 

今回は初めてメンバーの入れ替えはなかった。

 

初回SPでのゲスト、林先生が黒板に書いて言う。

やっぱりゴールデンでもコントでしょ。

 

終わってしまったはねトびとは違う路線で行く宣言だったが、残念ながら視聴率が改善することはなく、半年後に番組は打ち切られてしまう。

 

最終回では、番組定番コントの結末を放送した後、メンバーでトーク

 

ここで、もっとも出番の少なかった男、岩井が手紙を読み上げる。

岩井「大林さん。父親とDJの両立頑張ってください。」

岩井「又吉さん。根暗同士仲良くできると思っていましたが、想像よりも暗かったです。」

岩井「セイラ。セイラはたまに太っているよね。」

岩井「西内。たまに出るキツいノリ、見ていて吐きそうでした。」

岩井「吉村さん。はっきり言ってあなたのことが嫌いです。」

岩井「あと、綾部さんがハゲてきてる。」

 

綾部・吉村と喧嘩となりながら、取り押さえられ

岩井「終わりたくないよぉ」

 

そして、泣きながら

岩井「ありがとう」

 

こうして、3年間の放送に幕を閉じた。

 

ちなみに、「新しい波24」から抜擢されたメンバーの番組、「AI-TV」はピカルの反省を受けてか、23時台でのスタートとなったが、こちらも半年で打ち切られてしまった。

 

第7世代の全盛期がそれよりも後のため、もう少し遅ければ・・・。

 

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