漫才劇場研究室

毎週水曜12:00~お笑いファンが主に漫才劇場(マンゲキ)や前身の5upよしもと・baseよしもとの芸人、その出演番組について語ります。

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明石家電視台とかいう番組【アキナ・アインシュタイン・今井らいぱち】

レッドルーム(@Red_Room_A)です。

 

 

大阪の向上委員会

明石家電視台」と書いて「あかしやてれび」と読む。

 

数種類の企画を週替わりで放送する明石家さんま司会の番組で、関西の若手ではアキナとアインシュタインが交代でレギュラー出演している。

 

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関西の芸人達から恐れられているのが、「マッチングさんま」と呼ばれるさんまと若手数組で行われるプレゼン企画。

 

4組程度の若手が前半・後半でそれぞれ、1つずつ自信を売り込むためにプレゼンを行い、間と最後に、レギュラーメンバーからの投票で最もマッチングしたメンバーが選ばれる。

 

選ばれたメンバーは後に、別の企画で登場することがあり、ツートライブや今井らいぱちがその代表例。

 

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VS今井らいぱち

前述の「マッチングさんま」で、今井らいぱちとパーティーパーティー、他数組が出演した。

 

企画を進めるものの、やはり、大阪の向上委員会。

メインは平場。

 

パーティーパーティ―・きむきむがかかってきた(というていの)電話を取り、収録中であることを伝えた上で切る。

 

その直後に誰からどのように言われたのかを発表する大喜利なのだが、このきむきむの持ちネタを気に入り、他の出演者にも振り出したところ、今井らいぱちが長渕剛から電話を受け、さんまのお気に入りとなる。

 

それ以来、きむきむの元を離れ、今井がこの番組に出演する度に、さんまや共演者、さらには素人から振られるというノリができてしまった。

 

ちなみに、今井がプレゼンしたのは得意のモノマネだったのだが、和牛・川西や笑い飯・哲夫を披露するも、何故かハマらなかった。特に、重森。

 

そのため、登場する度にモノマネを披露しては重森に呆れられている。

重森「またやってる・・・。」

 

VSクロちゃん

芸人達を窮地に追いやり、覚醒させる一方で、元々の才能を引き出す例もある。

 

こちらも恒例となっている「令和カップル」とさんまがトークする企画。

 

カップルとは別で、さんまの横でクロちゃんや渋谷凪咲、山名などがボケ要因としてトークする。

 

ここで、普段、ドッキリや変態っぷりばかりが目立つクロちゃんが本領を発揮する。

 

その名も

キャバクラ漫談。

 

クロちゃんがこれまでにキャバクラに行った際のエピソードを披露し

「金返せ!」で終わる。

 

成功率は非常に高く、トークでも有能であることを証明している。

 

が、水曜をはじめ、いつになってもドッキリ・変態ばかりである。

 

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ミルクボーイとかいう芸人【駒場・内海】

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消えてない

Google検索でナチュラルに「ミルクボーイ 消えた」と出てくるが、消えてない。

 

消えてない。

 

大阪でレギュラー7本を誇る売れっ子である。

 

うち、3本は冠番組。さらに、3本が帯番組の曜日レギュラーで、そのうち1本はMCである。

 

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東京では見ないという意味では、合ってる。

 

ミルクボーイとスーツ

eo光「伝説少年」やMBS「That’s!オール漫才」で述べているように、スーツの扱いには軒並みならないこだわりがある。

 

彼ら曰く、漫才劇場の若手はほとんどがスーツを楽屋に置きっぱなしにしており、気持ちの面も含めて手入れが行き届いていないのではないか。

 

この話を前述の2番組で、ツートライブの前で出しているが、楽屋で彼らに初めてこの話をしたとき

二人ともタバコ吸いながら「え?」

 

上下関係に厳しいイメージのある芸能界だが、すべてがそうではないらしい。

 

ミルクボーイとM-1の勝因

「伝説少年」のお風呂企画でネイビーズアフロの皆川準備がゲスト出演した際、彼が語ったところによると、昔のミルクボーイはセリフの数や長さがほとんど5:5であったらしい。

 

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一方で、優勝した年のM-1で披露されたネタ以降は、明らかに内海の方が喋っている時間が長い。

 

駒場が内海に無意識に時間を譲ったことが勝因であると、彼は主張する。

 

ミルクボーイとどこいこ!?

彼らの下積み時代を語る上で外せないのが、TVO「やすとものどこいこ!?」である。

 

一時期、イチオシ芸人として、駒場のみがレギュラー出演していた。

 

やすともがゲストとともに買い物をするだけの番組だが、後半で駒場が登場し、1つの筋トレやエクササイズを紹介して、みんなでやるというもの。

 

あるときから出なくなったのだが、どうやら降板は駒場本人から申し入れたらしい。

 

当時、駒場は先輩と遊びに行く、一方で、内海はギャンブル。

 

それぞれが別の方向を向いており、漫才としっかり向き合うための一環であったらしい。

 

実際に、バイトの合間を縫って、毎日のようにネタ合わせを行った結果、我々の知ることになった。

 

ミルクボーイとAさんの話

過去に、モンスターエンジン、スマイル、かまいたちスーパーマラドーナ、アキナ、ツートライブロングコートダディが出演していた番組、ABC「雨上がりのAさんの話」。

 

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その中でも、アキナが行っていた「島の猟師との海上相撲」という企画があるのだが、2VS1にも関わらず、一度も勝てていなかったため、番組側が助っ人として送り込んだのが筋肉とデブのミルクボーイだった。

 

それでも負けたのだが。

 

M-1優勝前の貴重なバラエティ出演であった。

 

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かまいたちの机上の空論城とかいう番組Ⅱ【ダブルアート・今井らいぱち】

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NMBとまなばないくん

7年続いたかまいたち司会の「NMBとまなぶくん」に続き、かまいたち渋谷凪咲の番組がスタート。

 

これまでの経緯は以下のリンク先で。

 

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寄せられた机上の空論を検証するという

関テレ版、水曜日のダウンタウン

 

検証後に山内が「マジ論」あるいは「ウソ論」を判定する。

 

他に出ているのは主に、漫才劇場の芸人だが、まれにNMB48のメンバーも出演する。

 

番組は2020年4月から、金曜24:55にスタートしたが、1年後に土曜17:00に昇格している。ゴールデンを通り越した。

 

初回はヒガシ逢ウサカ

番組初回で検証に出向いたのは、ヒガシ逢ウサカ。当時、高見はMBSせやねん」のスマイル工務店に度々出演していたが、現在は解散しており、今井らいぱちの方が見るようになった。

 

スキンヘッドを集めて、頭に吸盤を装着して引っ張れば、2トントラックくらいなら動くという謎の空論を調査した。

 

ダブルアートと輪ゴム

大概、彼らが出る回は当たりで、他の芸人と比べると頻繁に出演している。

 

まず、行ったのは輪ゴムで剛速球を放つという空論。

 

大量のゴムと人員を使って、ボールを発射し、一定の速度を目指す。

ダブルアート以外、ほとんど誰やねん!

 

この企画は繰り返し行われ、その度に記録を更新した。

 

真べぇの体格と、タグの遠くまで響き渡る声がなければ実現しえない企画である。

 

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おもしろレア話と発生確率

山内がすべらない話で披露した下着泥棒の話よりも発生確率の低いエピソードトークを持つ芸人を探すという初期を代表する企画。

 

だいたい山内が勝つのだが。

 

山内「ベタやわぁ」

 

そして、ここにも現れたダブルアートのタグ。

 

北海道から単独ライブに来るほどの熱狂的なファンの実家が畳屋で、ちょうどタグが畳を欲しがっており、プレゼントしてもらった。

 

この畳を使った漫才が一瞬、流れたのだが

畳で真べぇをシバいて「逮捕です」と言われる瞬間だった。

 

ちなみに、この話には続きがあり、おもしろええ話であったりするが、山内の判定は・・・。

 

こちらの企画も繰り返し行われたが、下着泥棒を上回る話が出たため、終了となった。

誰の何の話やっけ?

 

小嶋花梨

どれがどの回かは忘れたが、彼女が出演すると、必ず山内が不幸になる。

 

例を挙げると

土を食わされる、裸にタオルを載せて火を焚かれる。

 

土食いは番組の要所要所で語られる伝説の回となり、火を焚かれた際は

〇起したアレを見せつけていた。

 

今度は、同時期に始まった和牛の番組とのコラボ回にも触れます。

 

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よしもとサンサンTVとかいう番組【モンスターエンジン・スマイル・天竺鼠・かまいたち】

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バツウケテイナーの元祖

現在放送中の「さや香ラニーノーズネイビーズアフロバツウケテイナーR」から辿っていくと先祖的なものになる。

 

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よしもとサンサンTV笑い飯・千鳥の舌舌舌舌→笑い飯のおもしろテレビ→バツウケテイナー→バツウケテイナーR

 

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サバンナ司会の番組で、スタートは2004年で当時は金曜17:00~45分の生放送だったが、後にバツウケテイナーRが放送されている火曜22:00へ移動した。

 

移動後は生放送ではなく、収録となった。

 

東京に進出する前はネゴシックスもレギュラーだったが、「華大さんと千鳥くん」のようにセットは彼の作品なのだろうか。

 

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神戸市長田区のSITE KOBEで収録され、番組観覧は応募者から抽選で選ばれるのだが

初回はおじいちゃんばっかりだったらしい。

 

サバンナのオープニングトーク、2組のネタ披露、週替わりコーナー、八木ちゃんのゲームワールド、犬井ヒロシ(高橋)のコーナー、エンディングという一般的に劇場で行われるお笑いライブの構成。

 

ネタを披露する若手以外にも1組、週替わりコーナーから参加するが、ネタ組はダイアン、ネタを披露しない芸人ではバッファロー吾郎の出演頻度が高い。

 

他に出ていた芸人は、モンスターエンジン、スマイル、天竺鼠かまいたちなど。

 

最も好きだったのは犬井ヒロシのコーナーで度々放送された事件を推理する企画。

 

高橋が探偵、それ以外が疑惑のある人物(何故か著名人に変装して登場する)、ゲストのツッコミ1名は蚊帳の外。

 

高橋が1名を犯人だと指名すると、名探偵コナンで事件解決の際に流れるBGMに合わせてステップを踏み、舞台を横に移動する。

 

音楽が終わると違うことが分かり、新たに指名を繰り返すのだが、2人目以降はそれよりも前に指名された人物もステップで高橋に着いていく。

 

この一連の流れに蚊帳の外にいる芸人があれこれ言うというものである。

 

お笑いにハマったきっかけ

見始めたのは番組末期の2008年だったが、レッドカーペット、エンタの神様はねるのトびらしか見ていなかった自分がお笑いにのめり込んだ原因である。

 

西森の鉄工所ラップや、天竺鼠の世界観、特に「♪ショートコントが始まるよー」のネタに興味津々であったが、一番はスマイルの存在。

漫画に出てくる芸人みたい。

 

番組内で頻出する「ベース」という言葉を検索して、当時の若手が出演する劇場である「baseよしもと」や、その芸人たちが出演する関西テレビ「鉄筋base」を知り、どっぷり浸かっていった。

 

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本格的にお笑いハマったのは2009年だが、当時の時点で和牛や見取り図のアイコンが入った下敷きを学校に持って行っていた。モンスターエンジンの神々のやつは恥ずかしくて持って行けなった。

 

サンテレビの関西・若手をお披露目する番組としては現在の「バツウケテイナーR」に引き継がれている。

 

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バツウケテイナーRとかいう番組【さや香・ラニーノーズ・ネイビーズアフロ】

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引継ぎ

よしもとサンサンTV」、「笑い飯・千鳥の舌舌舌舌」、「笑い飯のおもしろテレビ」に続いて、アキナ・和牛・アインシュタインの人気ユニットで放送されていた漫才劇場収録の前身「バツウケテイナー」だったが、和牛が東京も含めて仕事が忙しくなったため、最後の方はメンバーの誰かの地元で1日かけて行われたロケを何ヶ月にもわたって放送するほど、スケジュールが合わなくなっていた。

 

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そこで、メンバーを交代して始まることにあったのが「バツウケテイナーR」である。

 

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ナレーションは1人だけ追い出されずに続投したキオーラモ。

 

番組内でメンバーはRは令和のRだとか予想していたが、結局、真相は分からない。

 

当番組も漫才劇場で収録されるが、スタート時の引継ぎ企画のみロケ形式。

 

アキナの指示に従い、見事クリアできれば衣装が貰えるというもの。

秋山「ネイビーズアフロからし蓮根と交代」

 

途中、空気を読まないクリアの仕方やアキナの嘘の給与明細流出などがあったが、見事、達成された。

 

ちなみに、前身のメンバー3組はそれぞれ1度ずつ、レフェリーとして後に登場している。

 

おきまり

番組ではMCを6人が週替わりで担当し、先輩芸人がレフェリーとして出演。一番活躍しなかった1人が罰を受けるという前身のルールをそのまま採用する。

 

ただし、前身ではレフェリーが漫才劇場に所属しない先輩芸人であったが、当番組は上述の3組の先輩であれば所属芸人もレフェリーとして登場している。

 

メインキャスト6名の扱いはだいたいこんな感じ。

石井:リーダー、ダンサー

新山:恋愛マスター、同期の20世紀の話しがち

洲崎:サイコパス

山田:ヴィーガン、女装、自作漫画「アジャス」

皆川:ボケを前もって考え準備してくる「皆川準備」(イントネーションは稲川淳二

はじり:吉岡里帆の初恋の人

 

そして、事実上の準レギュラーとしてなにわスワンキーズのこじまラテがアシスタントや女装で登場するが

大概、話が通じない。

 

トリオとして出演することもあるが、前田単独で出てくることも。

 

また、丸亀じゃんごがゲストの回は、安場の頭を使った企画が必ず行われるが

いまだかつて成功したことはない。

 

特によく行われるのが、頭の上で何かを積み上げるというもので、トイレットペーパー、ジェンガなどが過去に試された。

 

絶対に成功しないので、ゲームの成功or失敗を予想する企画ではザル。

 

その割にはこじまラテの次くらいによく出てくる。

 

さらに、レフェリーとして藤崎マーケット・トキが出演する回があるが、仕事がなくても楽屋に入り浸っているため、ナレーションも含めて

漫才劇場の住人扱い。

 

洲崎は「またこいつおんな」という目で見てくるらしく、トキキックなる意味の分からない罰ゲーム執行の前に指摘されていた。

 

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